悪の出世学 ヒトラー、スターリン、毛沢東

書籍:悪の出世学 ヒトラースターリン毛沢東 を読了したので簡単な感想を www.amazon.co.jp

20世紀のヤヴェぇやつ代表格のヒトラースターリン毛沢東の出世についてフォーカスした本

この3人の共通点として出世前の上司(レーニン等)がおり当然トップではないが、 党の中では何かしらの形でいないと運営が回らないポジションを掴み取った。 序列では下となっている場合でも自らの権力や能力で出来ることを最大限に活かして出世し、 反対派を粛清しているなどやり方はともかくだが、反対派を締め出すことには成功しており、 それにより独裁を保つことに成功している。 あと3人ともどこかしらで投獄されていたりしているが、そこからの復活もやり方はともかくうまい。

特にヒトラーは後のスティーブ・ジョブズの"カリスマがあり、いなくなった途端に党や企業の価値が一気に下がるため、考え方が極端だが結局いないと運営が回らない"という点でなかなか似ているかと感じた

後の実績についてはあれなので決して賞賛できないが、出世についてはうまくやってるなと思った